
A-SHA Mai Yamane
Compassion 制作ノート
3日前にアップしたCompassion、再生が1000回を超えていました。
聞いてくださってありがとうございます。
とても嬉しいです。
この曲は、四国の平和観音さまの冬至祭に向かう車の中でできました。
年に一度だけ、冬至の日にこの平和観音さまの真後ろに太陽が沈むのです。
その観音さまは裸足で地球に立ち、空に命を放ち、着物には折鶴の模様がありました。
私はVisionsのみんなと一緒に、できたばかりのその曲を演奏しました。
不思議とこの曲は、歌う場所や一緒に居る人たち、状況によって毎回違います。
どのバイブレーションもそれぞれに美しくて、真ん中を選べない。
だから楽器の編成を含めて、どんなアレンジで録音するのがいいのかも定まらない。
曲が生まれてから10年以上も録音できなかった理由です。
https://www.youtube.com/watch?v=Pe3HuENBIuk
このテイクが記録された日は、亡くなった主人、山田孝男の誕生日でした。
彼は瞑想の指導と、意識テクノロジーの発明を中心に活動していました。
自身を「神秘家」と位置づけ、人類の意識覚醒のためによく働いてくれました。
誕生日のプレゼントに、彼の魂に捧げて歌った唄です。
弾き語りのワンテイク。
その時の「私」のドキュメンタリー。
Compassion : 000 裸の魂バージョン。

録音が終わってプレイバックが始まると、私は号泣してました。
「ホントに愛してたんだよ」って泣きました。
そして終わった。
もしかしたらみなさんにもそんなことが起こるかもしれません。
そうなったらどうぞ、おもいきり泣いてください。
生きてきたこと、生きてること、報われると思います。
そして訪れる静けさの中で、ゆっくりと胸の奥から湧いてくる魂の息遣いを感じながら、Shanti Aumを一緒に歌ってください。
何度もそうするうちに、いつか宇宙全体にその祈りが響いていることに気づいてもらえるかもしれません。
大きな、透明な喜びが、満たされたハートに溢れてくると思います。
愛は偉大です。
私たちはみんな、愛から生まれました。
今こそその無限のチカラを思い出す時なのではないかと思います。
記録してくれた田中圭吾くんに感謝します。